アオシマ 1/72 陸上自衛隊 16式機動戦闘車 (即応機動連隊) その1 陸自の機戦を組み立ててみた。 砲塔の菱形のパーツが少し組み難かった所と、車体側面上のラインの合わせがほんの少し悪い。しかし、僅かな誤差であるので私は気にしない。敢えて言うならば、イタレリ以上タミヤ未満と言ったパーツの合い具合だ。モールドは精密で合格点であり、私は追加でもう一個買ってしまったほどである。 タイヤはクレオスの黒サフ缶、車体、砲塔は各ハッチを除き、マホガニーの上に70番ダークグリーン缶を上塗り、これを今後の下地塗装とする事にしてみた。実録データとして、砲の口径は105mmで、74式戦車と同じ口径だ。それでありながら軽量化され、空輸も可能であり、島嶼防衛に即応的に機動展開出来る。私は昔、クーガー(車体部分とほぼ同一の兵員輸送車)に試乗させて頂いた機会があった。その時の乗り心地は、驚きの滑らかさと静寂性で大変感動した思い出があった。。。私からの提案としては、74式戦車と同じ口径なので、弾薬供給の観点からやはり、部隊運用も出来るだけ協同した作戦に参加させた方がよいと思われる。具体的に言うと、大まかな話し、自衛隊は有事の際、3日分しか闘う事が出来ないと言われており、当然それは弾薬についてもそうなろう事であるので、非常事態の補給混乱を想定下に置くと、弾薬量残り僅少と云う状況も有りうるのである。そういった時、只でさえ少ないであろう補給団列が被害にあった場合や、補給ルートの制限などが生じた場合、更に砲弾の種類が複数になった場合、その輸送団列も煩雑になる恐れがある。もし手違いで、やっとの事で前線に届いた砲弾の口径が違ったら一切使えない事になるのである。こう言った話はWWⅡの独ソ戦などで頻繁に起きたと聞く。。。シンプル合理化がいざという時に大事であり、そこで近くの異種部隊であっても、弾薬の共通化が計られていれば貴重な残弾を、迅速に融通させ得る事も可能であると思うのである。。蛇足ながらWWⅡの日本敗戦下で吉田茂が締結したサンフランシスコ講和条約により、未だに独立国として認められていない日本は、その自衛隊も米軍の下部組織であり、その弾薬も訓練弾以外、全て米軍にお預け状態である。よって未だに戦力を持たないに等しい自衛隊を持つ日本は何と云う平和で幸せな、それでいて間抜けで何時まで経っても自立出来ていない二ートなる敗戦利得者が選挙、占拠する稀なクニであろう喝ッ・・・