S-モデルのマチルダを素組した。
以前よりマチルダが欲しかったが、てんで店頭で見かけなく購入できなかった。
待った甲斐があるもので、今回ソ連供与型が出た。とりあえず4両編成にすることにし、先ず1両組んでみた。
インプレッションとして、砲身がデリケートで、ランナーに引っ張られて曲がりそうな所と、サイドスカートが思いのほか薄い仕上がりの為、反りが出てしまったのを修正するのに時間が掛ったことが注意点。
その他は、とっても良い感じだ。
戦史によると、サイドスカートに泥が詰まり易くて整備に手古摺ったようだ。
その他、ドイツ軍戦車に比べて見劣りするが、押し並べて西側諸国の車両は、ソ連製の車両と比べて機械的信頼性は高く、ソ連軍将兵には受けがよかったらしい。
マチルダは足が遅く、榴弾が撃てない型が多く、戦術的に使いにくい兵器であったが、1942年夏までのドイツ軍攻勢期に対抗する貴重な予備兵力と成り得た。ウラル工場製主力兵器T-34の増産の為の、時間稼ぎとして結果、間に合ったのである。