武田戦車道場★プラモ戦記

ミリプラ好きの管理人武田のうんちくブログ

JGSDF Light Armoured Vehicle 陸上自衛隊 軽装甲機動車(偵察型)1/72 Fujimi

フジミのナナニィ軽装車をつくった。

 どう見てもフランス軍のパクリにしか見えない陸自のLAV。四方にあるフックはチヌークヘリで吊り下げる為の物。

このフジミのキットはなかなかきっちりしたモールド。

 説明書の塗装図は室内がほぼ白一色の指示であるが、実車の内装は床を除いて殆んどがカーキドラブであった。フロントパネル、ダッシュボードのプラスチック成型部品もOD色であった。天井のショック吸収材もOD。

 この辺りフジミさんももうちょっと、ちゃんとリサーチしろと思った。

タイヤの自重変形の表現が大袈裟過ぎて実感を著しく損なっている、、、が、パーツどうしの整合性がしっかりしていて良い。

 実車のタイヤの空気はどの車両もパンパンに入れてあり、殆んど潰れが見当たらない。(15旅団)

 自重が4トンではタイヤは変形しないとみてよいと思う。

 各車の迷彩塗装はおおまかにいって三種類ほど有り、その中でも特徴的なのが、退色が激しい個体で、薄緑と薄茶色になる程までに見事に色落ちしている物も見られた。それが一番印象に残り、そこがかっこ良い所だと思えた。。

 今回、中まで色々見させて頂いたが、よく見てみるとちゃんとラジエターグリルの内部に垂直に防弾板が仕込まれているのが確認出来て、今まで抱いていた疑問が解決し、すっきりした。

 ルーフに取り付けたミニミ軽機を撃ちまくった後と思われる機銃弾クリップがフロントエンジンパネル上に散乱していたのがリアルであった。。。

 今回のモデルの塗装は筆塗り一回目なので、この上から再塗装して、今回見学してきた中の、一番かっこよかった退色の激しい機体を再現したいと思う・・・

 アクエスで塗装したが、艶が出過ぎた為、次からはH-40フラットベース添加材を混ぜてみようと思う。

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