アニメ原作CGの機体表面金属肌下地のザラザラな質感を再現すべく黒サフ缶、次に8番銀スプレー缶の下塗りの上に、クレオスのMr.メタルカラーアイアンをスポンジで斑に模様付けし、乾燥後そのスポンジで磨き上げた状態。
主翼にMr.グランドブラウンをスミ入れし、乾き掛け時に専用ソルベントを含ませたウェットティッシュで余分を拭き上げ、 更にスポンジで磨き上げてみたら、燻銀ならず燻金に成ったので面白い発見!
主翼のデカール貼りに一日、胴体尾翼にもう一日掛けて貼る。乾かしては貼りの連続作業となった。
デカールの質は良い方だが、水に10秒浸して、機体のラインに合わせて台紙をずらして貼り様子を見たら、迷彩の緑インクが載っていない透明部分のデカールに複数の小皺が発生。
湿らせた指先でデカールを押し拡げつつ、綿棒で中心から放射状に、先に塗布してあったMr.マークセッターの余分な水分をロールしながら押し出していく。
乾いてくると、折角綿棒でモールドに馴染ませてあったデカールが、度々ピーンと成り、張力で元に戻ってしまうので、その空気が入ってしまう上から、今度はMr.マークソフターを暫く塗布する。
一分ほどで可也柔らかくなり、もう一度空気を押し出す様に綿棒で押さえるとすっかり馴染んでくる。この時空気の逃げ道が無い、デカール中央部であったら、針などの鋭利な切っ先で、小さい穴を開けてから綿棒でロールして外に抜く。
もし、コトブキに興味の無い若しくはお嫌いであったのなら(ゼロ戦や他の日本機が適役で同士討ちの様なストーリー)、この段階で日の丸のマーキングを貼るか、塗ってしまえば、これでも十分カッコイイと思います・・・