ペガサスのカ―べー1-Sを5時間で作った。
S型は機動性を上げる為、装甲を薄くしたもの。場繋ぎ的存在。。
キャタは表面のモールドが残念だが、これは一体成型スライドモールド金型の為。
その分、転輪の内側の列は個別パーツでよく考えられている。
1942年の夏から約5カ月間に1370両が生産された。
初期型と比べ、より長砲身化されている。
主にスターリングラード戦、第三次ハリコフ攻防戦、クルスク戦に投入され、
私見では、決勝のターニングポイントで投入された、重要な予備兵力であったと見做すものである。
通常版KV-1の生産打ち切りが43年4月。次期重戦車IS-1の生産開始が43年10月なので、その2か月前の8月までにKV1-S型の主な最前線部隊配備任務を終了している・・・
T-70の生産も43年9月に生産終了しており、軽戦車であっても穴埋め補間戦力とされたのではなかろうか・・
因みにIS-2の生産が43年12月開始で、その2か月前に先行して生産が始まったIS-1も、引きつづき並列的に終戦まで生産された。そして主力戦車T-34/85が、44年1月に生産開始された。。。
意外な事に、決定版T-34/85主力中戦車の登場よりも1カ月も前に、ソ連秘密決戦兵器IS-2スターリン重戦車の方が、早く戦場に現れた事になる!
その後、これらの戦車がバグラチオン作戦、ベルリン攻防戦の実質的主力機甲部隊戦力とされた。